英語圏でも name と mission は思想的に近い関係にあります。nominate(指名・任命)という語が、名付けと任命を一語で束ねている点に注目します。
nomen と missio
name は古英語 nama、ゲルマン語 namo を経てラテン nomen(名・名声)に連なります。ギリシャ onoma、サンスクリット nāman とも同根で、印欧祖語まで遡る普遍語です。
mission はラテン missio(派遣・解放)に由来し、mittere(送る)の名詞形。宗教改革期の布教活動の文脈で『送り出される使命』の意味が確立しました。
nominate — 名付けは任命である
nominate はラテン nominare(名を呼ぶ→指名する)から。英語でも『名を与えること』と『役割を与えること』が一語で表現されます。
つまり西洋的に見ても『名付け=役割の割り当て』は古代からの発想です。日本語の氏名=使命と響き合う構造があります。

全世界の姓名判断や鑑定、占いを統合し、その英知を42年間学び続けた占い師。伝統的な熊崎式姓名判断に中国・韓国・台湾など東アジアの命名哲学、さらには西洋の数秘術までを横断的に研究。姓名判断大全の全記事を監修し、赤ちゃんの命名から改名・社名決定まで、実務的な指針の提供を使命としている。